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2013 Jul.26
d for Dedut! -夢を広げる“ハジメテ体験”のススメ- Vol.1・後編

〈着物コーディネート〉をより身近に!“浴衣”で、和文化Debut

d-laboは、自分のこれからを変えたいという「Change」、じっくりとライフスタイルを考えたいという「Think」、もっと自由に人生を楽しみたいという「Play」をキーワードに、新しいライフスタイルを創造するヒントをお届けしていきます!今回から始まる「d for Dedut!」は、ライフスタイルや趣味の幅を広げてくれるさまざまな体験を、みなさまにお届けするコーナーです。各テーマの前編では、d-laboスタッフが“ハジメテ”体験をレポート。後編では、「今すぐはじめる&役立つ プチDebut講座」をお届けします。

前編での「着物のコーディネート体験」に続き、後編は、もっとも身近な和服“浴衣”をお洒落に着こなすコツをお伝えします。女性なら誰しも興味のあるファッションを、和文化への入り口としてみてはいかがでしょうか?

〈着物コーディネート〉をより身近に!“浴衣”で、和文化Debut
前編で「実践コーディネートレッスン」を体験した、d-laboスタッフの和智。

前編で「実践コーディネートレッスン」を体験した、d-laboスタッフ。スタート前はドギマギしていましたが、大竹恵理子先生のわかりやすいレクチャーで、“和服=敷居が高い”という思い込みが払拭されたようです。ラストには、自分でコーディネートした着物を着せてもらい、すっかり着物の虜に。「もっと知りたくなりました…!!」ということで、改めて大竹先生に、着物の面白さをお聞きしました。

「学んでいくと、着物を着る機会を増やしたくなります。すると、茶道や華道などにも、興味が湧いてくるみたいですよ。『WAnocoto』には、和服でできる習い事がしたいという生徒さんが、たくさん通っています。」

たしかに、着物を着るために、休日のスケジュールも変わってきそう。東京の神楽坂など和服の似合う街や、日本庭園、浮世絵などの美術展、歌舞伎などの舞台に足を運ぶのも楽しいかもしれません。ちなみに大竹先生ご自身が、着物を探求し続けている理由は、どこにあるのでしょうか?

「着物は13メートルある反物から作られますが、曲線裁断が多い洋服に対し、着物は直線裁断のため生地の余りがほとんど出ません。サイズに合わせて縫製する際、長い分は生地を切らず、帯に隠れる部分で重ね合わせて調整。母親の着物が自分には短いかな…という場合でも、重ねた部分から布を引き出せば、サイズを変えることができるようになっているんです。そして、すべての糸をほどくと、またもとの反物に戻る。深く学ぶほどに、昔の日本人の知恵や、歴史・文化の素晴らしさに引き込まれるのです。」

和文化への扉を開いてくれる和装の魅力、みなさんにも伝わったでしょうか?次ページからは、「今すぐはじめてみたい!」という方のため、より身近な和服“浴衣”について教えてもらいました。

〈今すぐはじめる&役立つ プチDebut講座〉
意外に知らない、浴衣のアレコレ

〈今すぐはじめる&役立つ プチDebut講座〉意外に知らない、浴衣のアレコレ

まずは、浴衣のルーツを教えてもらいました。その発祥は、『枕草子』や『源氏物語』が生まれた平安時代にまでさかのぼります。

「浴衣の原型となるのは、平安時代に貴族が着用していた、麻の衣類。当時の貴族は湯を張った風呂ではなく、蒸し風呂に入っていました。その際、体を隠すためと汗とりを兼ねて着用していたのが“湯帷子(ゆかたびら)”と呼ばれるもの。浴衣の名称は、この湯帷子に由来しています。

江戸時代になると入浴の形式が変化し、湯船につかるようになります。浴衣の素材も麻から木綿に変わり、着用するのは入浴後に。やがて庶民の間にも広がって、夕涼みに出掛ける際の衣類としても使われはじめました。

そして、夏の普段着としての地位を確立したのが、明治時代。現在はさまざまな色がありますが、この頃は、綿で紺・白地のものが主流。遠くに出掛けるときではなく、近所までの外出で、というイメージで着用されていたんですよ。」

こうして歴史をみてみると、浴衣が「着物のなかでもっともカジュアル」と位置づけられている理由がおのずとわかってきます。今では、すっかり夏のお洒落として親しまれている浴衣ですが、「洋服で言うなら、ジーンズにTシャツ、足元は素足の感覚です。目上の人と会うときには、失礼に当たるので避けましょう」と先生。

ちなみに適した季節は、東京の気温で考えた場合、浅草の三社祭(5月半ば)以降から、9月中旬頃までだそうです。思いのほか、長い期間着られる浴衣。これからは、花火大会など真夏のイベント時に限らず、楽しむ機会を設けてみてはいかがでしょうか?次は、一歩上の着こなしができるように、“大人にオススメの浴衣&帯”を教えてもらいましょう!

「WAnocoto」を運営する着物ショップ「くるり」の品。
次ページ以降掲載の浴衣&帯はすべて、「WAnocoto」を運営する着物ショップ「くるり」の品。
ショップの詳細は、最終ページのInformationを。

〈今すぐはじめる&役立つ プチDebut講座〉
着用シーンが広がる! 注目の新素材

〈今すぐはじめる&役立つ プチDebut講座〉着用シーンが広がる! 注目の新素材

いま和装業界で熱い視線を浴びているのが、「セオα(アルファ)」という新素材を用いた浴衣。「セオα」は、ポリエステルでありつつも肌触りがよく、通気性抜群。ベタつき知らずの、ドライな着心地です。自宅で洗濯でき、色あせしにくく縮まない点でも、汗をかきやすい夏場に最適!また、しなやかな風合いで光沢があるため、綿の浴衣よりも上品に着られるという特徴も。大竹先生に着こなしのアドバイスを伺いました。

「下の画像のように半幅帯を合わせてさらりと着るのはもちろん、上の画像のように帯を名古屋帯に変えて、帯揚げや半衿(はんえり)・足袋を加えれば、夏着物のように使うことも可能。きちんとした印象でも着こなせる、便利な浴衣ですよ。」

どんな浴衣もOK!万能な帯とは

〈今すぐはじめる&役立つ プチDedut講座〉
粋な着こなしを目指すなら、「こぎん刺し柄」の帯を

“こぎん刺し柄”の帯 “こぎん刺し柄”の帯

前編のコーディネート体験では、着物に帯・帯揚げ・帯締めを合わせましたが、浴衣の場合は帯のみで着こなすことも多いもの。その分、帯のデザインが印象を大きく左右します。人と差がつく着こなしがしたいなら…ということで、大竹先生が教えてくれたのが、“こぎん刺し柄”の帯。

例えば、上の浴衣に無地の帯を合わせると、下のような可愛らしいイメージに。こぎん刺し柄の帯を選ぶだけで、シックで粋な着こなしになることがわかります。

例えば、上の浴衣に無地の帯を合わせると、下のような可愛らしいイメージに

細かい柄ですが、どんな浴衣とも相性抜群なのも、うれしいポイント。いつもの浴衣のイメージを、ぐんと広げてくれます。

浴衣と帯の相性イメージ 1 浴衣と帯の相性イメージ 2
浴衣と帯の相性イメージ 3

〈今すぐはじめる&役立つ プチDedut講座〉
結びやすさNO.1は、「兵児帯」

兵児帯 1 兵児帯 2

「浴衣には、一般的に半幅帯を合わせることが多いのですが、帯結びに自信がない人には、兵児帯がオススメです」と大竹先生。半幅帯に比べてカジュアル度が高いので、大人っぽさを出したいなら、上のように帯締めをプラスしてみましょう。下のように帯板を入れれば、柔らかな兵児帯でも、胴回りはしっかりとした印象に仕上げられます。

柔らかな兵児帯でも、胴回りはしっかりとした印象に仕上げられます 胸下の圧迫感が少ないのも、兵児帯のメリット

また、胸下の圧迫感が少ないのも、兵児帯のメリット。浴衣を着慣れていない人が、長時間着用するような場合にも、ぴったりです。

この夏は、ワンランク上の浴衣コーディネートで、和服デビューしてみては?今回d-laboスタッフが和服の魅力に開眼したように、その先にはきっと、新たな発見と夢が広がっているはずです。

Information 1

和のレッスンスタジオ WAnocoto

厳格で敷居の高いイメージの“和のお稽古”を、気軽に楽しめるよう配慮したレッスンスタジオ。レポートした「実践コーディネートレッスン(全2回)※」のほか、着付け、茶道、いけばな、書道のほか、囲碁、手作り和菓子、つまみ細工、友禅染めなど、多岐に渡る講座を開講しています。

※今回は「実践コーディネートレッスン」からスタートしましたが、この講座は、着物の基礎知識がある方を対象に行っているレッスン。初心者の方は、まず「きもの基礎知識レッスン」にて着物の知識を学んだあと、「実践コーディネートレッスン」に進むようになっています。

空を眺め、街を見下ろし ワタシを磨く和のレッスンスタジオ WAnocoto

公式サイト
http://www.wanocoto.com/teacher/otake.html

Information 2

着物屋くるり

従来の呉服屋・着物屋とは異なる独自のスタイルを追求する、スタイリッシュなショップ。伝統を大切にしつつも、デニムの着物、ファブリックの帯など、現代の趣向に合わせた革新的な商品を発信し、若い女性を中心に人気を博しています。

着物屋くるり

公式サイト
http://kururi.net

Information 3

大竹 恵理子 氏

着物スタイリスト・着付け師。「くるり」のスタイリング・着付け全般、「WAnocoto」の着付けレッスン・コーディネートレッスンを担当するほか、女性誌や広告などでも活躍。また、女流書道家の顔も持ち、「くるり」のロゴは先生の作品。著書に、『着物イロハ事典』、『DVDで着物の手ほどき 着付けと帯結び』(ともに成美堂出版)など。

Information 4

やまとなでしこローン

普段のおめかし着物も、成人式・卒業式の着物も良いものを無理せずに着たいという方におすすめなのがスルガ銀行の「やまとなでしこローン」。一般的なクレジットカードの分割払いよりお得な金利設定で、返済回数は最高84回払い。ご自分に合った返済プランを組み立てることができます。

※審査の結果、ご希望にそえない場合もございますので、あらかじめご了承ください。

写真 三好宣弘(STUDIO 60)