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2013 Apr.26
『世界は君を待っている!MBA留学とグローバルリーダーシップ』出版記念イベントレポート

舞台は世界!絶対に行ってほしい海外留学

MBA留学という夢。時間は?費用は?英語力は?乗り越えるべき課題はいろいろあるけれど、大切なのは「行きたい」という強い気持ち。世界中から集まる学生たちとディスカッションし、自分を磨き、グローバル人材としてはばたいてほしい。この3月に刊行された『世界は君を待っている!MBA留学とグローバルリーダーシップ』(中央経済社)は、MBA留学経験者たちのそうした思いから生まれた1冊。d-laboもまたMBA留学志望者の方々を応援したいと願っています。本特集ではd-laboコミュニケーションスペースで行なわれた出版記念イベントの模様をレポート。「夢」を抱いたみなさんに贈られた熱いメッセージを紹介します!

舞台は世界!絶対に行ってほしい海外留学

日本の衰退の原因は英語力の差

『世界は君を待っている!MBA留学とグローバルリーダーシップ』は、TOEFLやGMATのテスト対策で有名なイフ外語学院学院長の中野正夫氏を編者に、同学院からMBA合格を果たした13名の執筆者が自身の留学体験を綴った1冊。この日、d-laboコミュニケーションスペースに集まったのは、中野氏の他、日本海新聞社取締役東京支社長の田村耕太郎氏をはじめとした8名の執筆者、同じくイフ外語学院からMBA留学を体験したOB、そしてこれからMBA取得を目指そうとする人々。約1時間40分のイベントは経済ジャーナリストの谷本有香氏を司会に、中野学院長の挨拶、田村氏の講義、執筆者、留学経験者のショートスピーチというプログラムで進行した。

冒頭、中野氏が訴えたのはTOEFLの重要性。「私の持論として、日本の家電メーカーが韓国メーカーの勢いに押されている理由は、円高も大きな要因ではありましたが、やはり社員の英語力の違いにあったと思います」と中野氏。韓国では「大学院に行くのにTOEFLの点数が100要る」。この英語力の差が海外でのビジネスでのスピード感の違いとなって現われる。

「日本も国際コミュニケーション能力を持つことが必要です。」

家電メーカーの話題に限らず、これがなぜかは問うまでもない。

『世界は君を待っている!MBA留学とグローバルリーダーシップ』出版記念イベントの様子

高齢化社会はチャンス

中野氏にバトンタッチされて登壇したのは田村耕太郎氏。ここでは実際にハーバード大学でプレゼンをした内容の一部である「日本の高齢化社会」について講義をしていただいた。

「ハーバード大学の授業は双方向。みなさんからも質問してください。私の方でも勝手に指します。当たったら、それが人生。あとはどれだけ自分の意見に説得力を持たせるかです。」

いきなりの宣言に会場にはわずかに緊張感が走る。が、これはいい緊張感。留学したら、こうした双方向の授業が当たり前となるからだ。

田村氏が唱えたのは「ピンチをチャンスにする」考え方。

「今、世界は日本をどう見ているか。日本は高齢化社会を迎えてかわいそうだと思われています。でも、ほかの国もやがては高齢化する。ここをうまくやれば日本は世界のモデルケースになれるんです。」

その前に、まず日本の現状を知っておくこととする。「日本人のパスポート所有率は?」、「ではイギリスは?カナダは?」、「日本の人口は世界の何パーセントか?」、「日本のGDPが世界に占める割合は?」、次々に飛ぶ質問に参加者が答える。そこから見えて来るのは、「人口」も「GDP」も最盛期に比べて衰退し、今後もそれがますます加速する日本の姿だ。

「ただ、日本に切り口がないかというとあるんです。」

モニターに提示されたキーワードは「年齢不詳化社会」。日本の高齢化は止められない。だったら「死ぬまで働こう」という考え方だ。

次いでモニターには、フェイスブックの創始者であるマーク・ザッカーバーグやグーグルのラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン、ツイッター創業者のジャック・ドーシーなど20代で成功を収めた起業家たちの顔が。しかしここにはこんな疑問符が打たれている。

「若ければいいのか?」

そんなことはない。KFCのカーネル・サンダースが起業したのは65歳のとき。ウォーレン・バフェットが世界一の長者になったのは77歳、フランク・ロイド・ライトは68歳にして最高傑作のカウフマン邸を造り、アルフレッド・ヒッチコックは64歳で『鳥』を撮った。ノーベル賞受賞者にしても前回の山中教授の受賞は例外、日本人受賞者の多くは80代である。

「起業というと若い人というイメージが強いですが、実際にテクノロジー系の会社で成功しているのはシニアが起業した会社です。ノーベル賞を見てもわかるとおり、科学もこれからは1つの分野だけじゃ無理。いろんな知識があっていろんな実験を積み重ねた人じゃないと新しいブレイクスルーは発見できないんです。」

実際に東京大学が集めたデータなどでも、短期記憶以外の部分では人間は歳を重ねるほど能力が上がっていく。しかも日本の場合、65歳以上の8割が独立して生活のできる健常者。2002年の調査では運動能力は20年前に比べて11歳若く、「死ぬまで働きたい」という勤労意欲を持っている人は全体の9割に及ぶ。「こんな国はない」と田村氏。なのに日本は採用というとまず最初に年齢を訊く。これは世界では非常識。年齢差別撤廃は日本の喫緊の課題だ。

年齢不詳化社会は内需の拡大と同時に医療費の削減も期待できる。人間は「緊張感を持って働いていると体調を崩さない」。県別の医療費を比較しても就労率の高い県とそうでない地域とでは差が出ている。一方では「定年制を廃止したら若者の雇用が減る」といった意見もあるが、日本の労働人口は毎年0.9パーセント減っている。働き手が足りないのが日本なのである。

「これからの人生は100歳時代。日本は世界の中では小さくなっていくけれど、国内には死ぬまで働くチャンスもある。その動きをどう逆算してキャリアをデザインしていくか、そこを皆さんは考えてください。」

『世界は君を待っている!MBA留学とグローバルリーダーシップ』出版記念イベントの様子

行ってみなければわからない!MBA留学のすすめ

田村氏の講義につづいては執筆者たちがショートスピーチ、参加者にエールを送った。

以下は各氏のスピーチの抜粋。

◎浅賀章隆氏(日本ミシュラン株式会社CFO)
「私の社会人生活は最初から失敗の連続。トヨタに入社したときも卒業旅行で病気にかかってしまい、自分の家のテレビで入社式を見ていたほどでした。しかし、失敗しても前向きに解釈すること。失敗と向き合って学ぶ気持ちを持っていれば人生は楽しくなります。ビジネスは競争ですが、他人と自分とを比べずに、昨日の自分と今日の自分を比べる。昨日より今日がよくなれば心の回転もよくなります。あとは外国人と話すときにビジネス以外の話題もできるようになるといい。私はワインが好きなので、それをよく話題にしています。」

◎金当一臣氏(パシフィコエナジー株式会社代表取締役社長)
「海外に行って大切なのは、自分をどう見せるか。留学に行くと金メッキがもろに剥がれます。同時に裸でつきあえる仲間もできる。自分自身を振り返ってみると、留学前と留学後では自分をどう見せるかというところが非常に変わったと思います。たとえロジックがなくても自分をどんどん発信すること。まず手を挙げる。考えるのはその後。自信がなくても自分を見せるという心がけで羽ばたいてほしい、グロバーバル化した日本人になってほしいと思います。」

◎椿高明氏(パンアジアパートナーズ・パートナー)
「もっと留学する人が増えてほしい。僕は4年間ウォートン(ペンシルバニア大学経営大学院)で学びました。本当に楽しかったし、行ってよかった。皆さんも絶対に行くんだという思いをまわりに発信してください。そうすると2、3人は、じゃあ俺も、という人が出て来るはずです。そうした渦をつくりだしていただきたいです。」

◎山本瑠衣氏(キャスター)
「NHKにいた私が英国大学院に留学したのは、同年代のイギリス人と仕事をしたのがきっかけでした。冷静に人生をプランニングしているその人を見て、自分も人生や世界について考えるようになった。皆さんも今日この場にいるのはすごくいい機会だと思います。まず英語ができるようになること、プラスどうすれば海外でやっていけるかということを勉強する。そして一つひとつの出会いを大事にしてください。」

◎齋藤茂樹氏(エス・アイ・ビー株式会社代表取締役社長)
「イノベーションという切り口で仕事がしたいと入ったのはNTT。しかしそこではネット関連の仕事はさせてもらえず、34、5歳にしてMITを目指しました。TOEFLの点数がなかなか上がらず苦しんでいたのですが、たまたま来日したMITのディレクターをホテルで待ち伏せて、私をとらないと日本のベンチャー業界は変わらないと大演説、おかげでMITの合格通知をいただきました。最近はサッカーのことにしか興味のなかった息子がアメリカに留学、1年経ったらすっかり意識が変わって帰って来ました。留学は自分らしい人生を生きるきっかけとなります。みなさんも元気な日本人になってください。」

◎森正敏氏(マレーシア在住)
「MBA留学に踏み切ったのは33歳のとき。まわりの人たちにはその歳で行ってどうするんだという目で見られていましたが、1人だけ絶対に行けとすすめてくださる方がいました。普通に考えたら行かない方がよかったのかもしれない。だけど価値を認めてくれる人はいるし、信念を貫いて留学しました。MBAの価値は行かないとわかりません。ぜひ勇気を振り絞って行っていただけたらと思います。」

◎冨田大介氏(エデルマン・ジャパン株式会社)
「香港大学に留学したのは2009年。留学前はやはり今日のようなセミナーに参加しました。そのとき講師の方に言われたのは、君たち、MBAに行こうというのになんでこんなに静かなんだ、ということ。香港に行って言われたことの意味がわかりました。海外では発言しないと理解してもらえない。自分のプレゼンスを見せないと評価してもらえない。質問するやつが優れているやつ。そういうふうに見られます。恥も外聞も捨てて質問をする、そういう人になってください。」

◎金子哲也氏(国際金融公社)
「MBAというと普通はアメリカを考えますが、私はアメリカで投資銀行に勤めていたので、留学先はロンドンビジネススクールにしました。理由としてはアメリカが凋落傾向にあることと、比較的ドミナントなグループのいないロンドンのスクールで世界のインテリ層の共通値を知りたいと思ったことが挙げられます。コンテンツ自体は本を読めばわかるし、プロフェッショナルタームで働いていた方なら知っていることも多い。だけどいろいろな国籍の人とどうしたらチームとして最大のパフォーマンスをあげられるかといったことはビジネススクールに行かないと学べない。学生という立場ならリスクをとらずに実験ができる。2年間、やりたいことに集中し、そのあとの飛躍につなげてください。」

MBA希望者への熱いメッセージとなったイベントは終了。d-laboという場で描く海外留学という「夢」。こうした夢を描く若者がさらに増えることを期待したい。

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文 中野渡淳一