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2017 Jul.20
SURUGA Cycle Journal Vol.5

休日は伊豆へGO!
伊豆急サイクルトレインで楽々サイクリング

休日は伊豆へGO!伊豆急サイクルトレインで楽々サイクリング

首都圏からはもちろん、近畿圏、中部圏からもアクセスしやすい景勝地として人気の高い伊豆半島。2020年東京オリンピックでは、「伊豆ベロドローム」が自転車トラックレースの会場にも選定され、サイクリストの間でも注目度が上昇中です。そこで地元を走る伊豆急行では、4月からの実証実験を経て6月から自転車を分解せずにそのまま乗車できる「サイクルトレイン」を本格運行。より手軽に伊豆のサイクリングを楽しんでもらえるサービスを開始しました。スルガ銀行サイクリングプロジェクトでは、d-laboでもお馴染みの職業サイクリスト「ちゅなどん」こと石井美穂さんと一緒に、さっそくこのサイクルトレインを利用して伊豆東海岸をサイクリング。電車+自転車で巡る伊豆の旅をご紹介いたします!

出発は南伊東駅、「えっ本当にこのままでいいの?」

サイクリング当日、サイクルトレインの始発駅である南伊東駅に愛車で乗りつけたのはちゅなどんとスルガ銀行サイクリングプロジェクトの中山の2名。見送りに来てくれた伊豆急行専務取締役の長縄さんによると「サイクルトレインは気軽に伊豆のサイクリングを楽しんでもらおうと始めたものです。春からの実証実験で好評を得たので6月から本格運行することにしました」とのこと。

その魅力は、なんといっても愛車とそのまま乗車できるところ。そして見どころの多い伊豆半島を電車で移動しながら効率よくサイクリングできる点です。走りたい場所だけピックアップして走ればいいので、長い距離を走ったことがない初心者にもおすすめです。

サイクルトレイン

サイクルトレインが運行されているのは南伊東駅から伊豆急下田駅までの区間。普通列車の8000系車両が対象で、下田方面へは、朝の8時台から16時台までだいたい1時間に1本運行。各編成とも1号車と3号車の乗務員室寄りのスペースにそれぞれ3台、計6台を積むことができます(1人1台まで)。利用できるのは無人駅の伊豆大川、伊豆北川、稲梓を除くすべての有人駅(※時間帯によって駅員不在となる駅もあり)。乗車の際は必ず改札で「サイクルトレインを利用したい」と伝えるのがルールです(※混雑時は利用できないこともあり)。

南伊東駅が始発といっても、実際に乗る電車自体は熱海方面からやって来ます。8時21分発の普通列車が来るのを待って、ドアが開いたところでサイクリングウェアのまま自転車ごと車内へ。わかってはいたものの通常の輪行に比べるとまったくと言っていいほどストレスがありません。この日は平日、通学の学生もすでに登校を済ませた時間だったので車内は空いています。とくにラックなどはないので自転車は乗務員室との仕切りの壁に立てかけるだけ。転倒防止のために2台をワイヤーで固定して、あとは下車予定の富戸駅まで車窓の眺めを楽しむだけです。

南伊東駅から富戸駅までは10分と少し。単線を走る電車は緑のなかを進んで行きます。到着した富戸駅はローカルな雰囲気で、海を見下ろす高台にあります。自転車と一緒に下りた2人はさっそくサドルに跨がります。次の乗車駅は2つ先の伊豆高原駅。まずは周辺にある名所やカフェを巡る予定です。

伊豆高原エリアを快適サイクリング

伊豆高原周辺のエリアは約4000年前の大室山の噴火できた溶岩台地。形状がなだらかなため別荘地として人気が高く、サイクリングにも適しています。富戸の海岸線に出た2人は別荘地の中を快適に走ります。

最初に目指したのは城ヶ崎ピクニカルコースに建つ『門脇灯台』。ここでは自転車を下りて灯台周辺を散策してみます。海に架かる吊り橋を渡って灯台へ。高さ23m、長さ48mの吊り橋を歩くのはなかなかのスリルです。真下の海は透明度がよく底まで透きとおって見えます。

高さ17mの灯台の展望台からは太平洋を一望。沖には伊豆大島をはじめ伊豆七島が浮かんでいます。目を転じれば天城の山々。朝は曇りがちだった空もだんだんと晴れてきていい感じです。

次に2人が向かった先は『ケニーズハウス・カフェ』の伊豆高原本店。東京にも店舗を持つこのカフェの名物はソフトクリームです。地元・伊豆の牧場でとれた新鮮なミルクを使ったプレミアムミルクソフトは絶品。前日は東京から伊東まで自走してきたちゅなどんにとっては、午前中のスイーツはこれからのライドに向けていいパワーチャージとなったようです。平日ながら伊豆高原には観光客の姿も多く、サイクリングウェアの2人を見ると「がんばって!」と声をかけてくれます。これも元気の源です。

カフェのあとは伊豆急グループが運営する『ルネッサ赤沢』を訪問。ここはコテージタイプの部屋が70室ほど並ぶ宿泊施設です。支配人の鈴木さんに案内してもらった部屋は広々としていて家族やグループでの利用に最適です。サイクリストはというと「もちろん大歓迎です!」

支配人の鈴木さん

「パブリックスペースにはサイクルラックが設置してありますし、客室内に自転車が入れられるコテージもございます。パンク修理やメンテナンス用の備品も用意しています。」

大勢の場合は会議室などを自転車置き場に使うことも可能とのこと。「予約の際にご相談していただければ可能な限り対応させていただきます。実際、大学の自転車部の方々が合宿に使われたりしています」

周囲を森に囲まれた敷地内にはときどき「シカもやって来る」とか。お風呂はむろん天然温泉。緑に恵まれた掛け流しの大浴場での入浴はサイクリング中の疲れを癒してくれるに違いありません。

天然温泉

鈴木さんによると「今後はもっとサイクリスト向けの対応を充実させていきたい」とのこと。「より多くの方に泊まっていただいて、こんなサービスがあれば、といったご意見を頂戴できればと願っています」

なんと、「自販機でチューブが買える!」

時刻は正午。次の乗車駅である伊豆高原駅に到着すると駅員の平岩さんが待っていてくれました。

伊豆高原駅 駅員の平岩さん

平岩さんがすすめる周辺のサイクリングスポットは「シャボテン公園や大室山。ここからだと坂を上ることになりますが、往復の道を含めてサイクリングで楽しんでいただけると思います。」

「サイクリスト向けに何かサービスはありますか」と尋ねると「もちろんございます」と嬉しい言葉が。聞けば伊豆高原駅は伊豆急線内でももっともサイクリスト向けのサービスが充実しているとのこと。そのひとつが駅に隣接された「足湯」です。

足湯

「足湯は以前から当駅にある人気スポットなのですが、足を酷使しているサイクリストの皆さんにこそぴったり。ぜひご利用してください」

というわけで、さっそく足湯に腰掛けた2人。まだサイクリングは始まったばかりだというのに早くもリラックスタイムです。

他にも2か所ある駅の入口にはサイクルラックが設置されており、そして極めつけは「チューブの自動販売機」があるとか。「何ですか、それは?」と驚く2人が案内されたのは構内の桜並木口側にある自動販売機。ドリンク類と並んで売られているのはまぎれもなく自転車のチューブです。

「空気入れや工具類など必要な道具はお声がけいただければ駅の事務室で貸し出します」とのこと。まさに至れり尽くせりです。このサイクリスト応援自動販売機は静岡県内では伊豆高原と浜名湖の2か所で最初に設置されたそうで、珍しいものだけに「興味を持ってくださるお客さんも多いですね」。なかには「エナジードリンクか何かと間違えて買ってしまわれるお客さまもいる」とか。あとになって振り返ればきっと旅の土産話になることでしょう。

伊豆高原駅を12時34分に出る普通列車で一路、片瀬白田駅へ。下車して向かうは中華料理店の『ふるさと』。暖簾にある「変ったチャーハン」とは名物の「肉チャーハン」のことです。卵と一緒に炒めたごはんの上に、炒めた肉とキャベツをのせたチャーハンはボリューム満点。

がっつり系ランチで満腹になった2人は、ここからさらに南にある稲取へと出発。腹ごなしも兼ねて海沿いの国道を30分ほど走りました。

稲取の町

見えてきた稲取の町は、突き出た岬とその内側に護られたようにたたずむ漁港が特徴的です。「この景色、どっかで見たなあ」と2人が頭に描いたのはスタジオジブリの『魔女の宅急便』です。湾を隔てた対岸から眺める稲取の町は、主人公のキキが魔女の修業のために訪れた町とどことなく似ています。こんなふうに変化に富んだ景色が多いのも伊豆半島の魅力です。

稲取の町

稲取では漁港で記念撮影。すぐに電車に乗って終点の伊豆急下田駅へと移動しました。

美しい海に触れたいなら下田へ

伊豆急下田駅 駅員さん

辿り着いた終点、伊豆急下田駅でも駅員さんが待っていてくれました。「下田は平坦な土地が多いので自転車で走るにはいいと思います」と駅員の森田さん。地元出身の若い駅員の大野さんは「時間があるなら町の西にある吉佐美や田牛を訪ねてください。海がすごくきれいですから」と教えてくれました。南伊豆の海は伊豆半島のなかでもとりわけ透明度が高く、また砂浜が白砂のため南国の海のような美しさを誇っているのです。

観光におすすめなのは「田牛の竜宮窟やサンドスキー場」。海岸浸食によってできた竜宮窟は上から見るとハート形をしていて、最近ではパワースポットとしてカップルに大人気といいます。高い場所から斜度30度の斜面を滑り下りるサンドスキーもここならではのアクティビティです。

帰りの電車が迫っていたため、今回は残念ながらこれ以上の遠出はパスした2人。この日は市街地にある了仙寺やペリーロード、『あじさい祭り』が開催中の下田公園を訪ねてまわりました。駅員さんによると「下田公園の向こうにある下田海中水族館から海沿いにのびる小道もおすすめ」とのこと。ぜひまた下田に来て走ってみたいものです。

下田公園

了仙寺はペリーゆかりの寺。幕末、ペリー一行と江戸幕府の全権によって日米下田条約が締結された名刹です。参拝した2人は「交通安全」を祈願。サイクリストはやっぱりこれです。

サイクリングもそろそろおしまいという頃になって、駅員さんが自転車で2人を追いかけて来てくれました。「駅長からです」と手渡されたのは地場で採れた果実で作った「やまももドリンク」と袋にたっぷり詰まった「ニューサマーオレンジ」。山桃はちょうど実がなる季節。思わぬお土産に顔が綻ぶちゅなどんと中山です。

やまももドリンク

それにしても、今回実感したのは「電車と自転車を組み合わせると本当に便利で楽」ということ。これはぜひとも大勢のサイクリストに利用していただきたいところです。

サイクルトレイン

駅員さんから「次回に寄るといい漁師直営の海鮮丼の美味しい店」を教えてもらった2人。「また来ましょう!」と誓い合ってサイクリングを終えたのでした!

Information 1

伊豆急公式サイト

ルネッサ赤沢公式サイト

Information 2

ロードバイク購入ローン

ロードバイク購入ローンこれまでの輪行の概念を一変させた伊豆急行のサイクルトレイン。ぜひ利用したい、と思われませんでしたか。もちろん、その前に必要なのがサイクリングのための自転車。できれば本格的なロードバイク、もしくはMTBや軽量のクロスバイクなどがほしいところですよね。そこでおすすめなのがスルガ銀行のロードバイク購入ローンです。7%の年利は一般的なクレジットカードのリボ払いや分割払いよりもお得。対象は自転車やサイクリングウェア、パーツ、アクセサリー類など。サイクリングやロードレース、トライアスロンなどに必要なすべてのグッズがご購入できます。返済は最長120回。ご自分に合った返済プランを組み立てることができます。詳しくはこちらから。

スルガ銀行サイクリングプロジェクト

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