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2017 Apr.19
IDEAL STYLE with 伊勢丹メンズ館 Vol.1

流行は“英国テイスト”。
クールビズシーズンも、ジャケット&タイでエレガントに

紳士服

『Ideal Style』は、“一歩上いく”スタイルを追求する紳士に向けた連載記事。毎回、伊勢丹よりファッションのプロを迎え、最新トレンドやファッションアドバイスをお伝えします。

今回のテーマは、クールビズシーズンのスタイル。一言でクールビズと言っても、コーポレートアイデンティティにより、その着こなしは実にさまざま。そこで気になるのは、感度の高い人々が愛するスタイルです。伊勢丹メンズ館では、ジャケット&タイありのスタイルを選ぶビジネスパーソンが多いとか。

今期のトレンドとともに、清涼感あるジャケット&タイありスタイルを教えていただきます。

“イタリアのスタイルに英国のスパイス”に注目。
“クラシカル”&“エレガント”がキーワード

伊勢丹新宿店メンズ館フロアアテンダント・高野一彦さん

お話を伺ったのは、伊勢丹新宿店メンズ館のフロアアテンダント・高野一彦さん。「フロアアテンダント」とは、館内はもちろん、ファッションを知り尽くしたショッピングサポートのプロ。顧客の好みやニーズを汲み取り、ショップ・ブランドの垣根を越えて、ベストな商品選びをサポートしてくれます。

多くのビジネスパーソンを一歩上行くスタイルへと導いてきた高野さんに、お洒落パーソンの夏の着こなしを伺うと…。

「クールビズと言っても、イコール“半袖シャツを着る”ということではありません。たとえば外資系企業の方は、夏も長袖を着用していたり、高級車の販売に携わる方はタイドアップしていたり…。伊勢丹メンズ館にいらっしゃるファッション感度の高い方々は、夏でも上着を着用なさる傾向が強いですね。そのなかで、機能派素材や涼しげなデザインを選んでいらっしゃいます」

ちなみに今期のトレンドは、“英国テイスト”と高野さん。

「とは言っても、昔のウォール街にいたビジネスマンのような、アメリカ人が英国テイストを取り入れたスタイルではありません。あくまで、“イタリアのスタイルに英国のスパイス”を盛り込んだものです」

フロアアテンダント・高野一彦さん

「たとえば…」と高野さんが取り出したのが、写真の夏向けスーツ。チェンジポケットのジャケットに、ダブルのラペルドベスト、パンツはプリーツ入りでブレイシーズ(サスペンダー)をするためのボタン付きと、“クラシカルな要素”がふんだんに詰め込まれています。

「プリーツ入りと言っても、ズドンと太い男性的なラインではありません。腰回りにはふわりとしたゆとりがありつつ、膝下はタイト感のあるものが今期の主流。股上は、深めがトレンドですね」

つまり、男らしさよりも“エレガントさ”がキーワード。では、実際にどう着こなすべき? 次章は、伊勢丹新宿店メンズ館から、オススメスタイルをピックアップしていきます。

まず抑えたいのは、流行の白シャツ!
ワイド~セミワイドカラーが、今の気分

まず手に入れたいのは、ジャケットを脱いでもサマになる長袖シャツ。高野さんによれば、「シャツのトレンドカラーは白」とのこと。衿型は、クラシカルなワイド~セミワイドカラーを選ぶと、旬のスタイルに仕上がるそう。

セミワイドカラーのシャツセミワイドカラーのシャツ
セミワイドカラーのシャツは、薄手の絡み織り素材。
[商品]28,080円/マリアサンタンジェロ
※価格はすべて税込み(以下同)

汗染みを目立たせないのも、エレガントに着こなす秘訣です。

「絡み織り素材は、昨年からトレンドの兆しを見せています。生地に凹凸があるので肌に張り付かない、汗染みが目立ちにくい、吸水性が高いなどの利点があるんです。シャツに限らず、機能派素材のウェアも多数出ており、人気が高いですね」

生地感が適度なカジュアル感を醸しつつも、白&セミワイドカラーがクラシカルな品の良さを伝えてくれます。

ホリゾンタルカラー
こちらは、すでに定番となっているホリゾンタルカラー。ストレッチのきいた、伊勢丹別注生地。
[商品]33,480円/フィナモレ

セレクトの際には、ボタンを開けた際やジャケットを脱ぐシーンも想定して。上の2枚は衿高があるため、ボタンをはずしても気品ある衿もとに。厚みのある貝ボタンも、高級感を感じさせます。

ジャケットスタイルは、清涼感がマスト。
ブレイシーズを加え、脱いでもキマるコーデに

フロアアテンダント・高野一彦さん

エレガントさを追求してジャケットスタイルを選んでも、暑苦しく見えては本末転倒。「夏向けに、肩まわりが柔らかいパッドレスのものや筒袖のものなど、カーディガン感覚で着られるジャケットがたくさん出ていますよ」とか。売り場には、透けるほど薄手のジャケットも並んでいます。

ジャケット88,560円/タリアトォーレ、シャツ29,160円/ヴァナコーレパンツ22,680円/ジェルマーノ、ブレイシーズ10,800円/ラムダ
パンツのシルエットにも注目。
あくまでお洒落のためのプリーツで、膝下にはフィット感のあることがわかるはず。
[商品]ジャケット88,560円/タリアトォーレ、シャツ29,160円/ヴァナコーレ、
パンツ22,680円/ジェルマーノ、ブレイシーズ10,800円/ラムダ

今回選んでいただいたジャケットスタイルも、やはり清涼感を重視。シャツはロンドンストライプで、英国テイストを強調。さらにブルー×ブルーで、夏らしさを演出します。

投入したブレイシーズは、今季ぜひトライしたいアイテム!シューズと色を合わせなくてもOKなので、オフのスタイルであれば、流行のアースカラーを取り入れても◎。プラスすることで、一気にお洒落度がアップします。

ネクタイも、軽やかさ重視でセレクトを。
注目は、トレンドのリネン素材

ネクタイ

タイドアップするのであれば、裏地のない一枚仕立てや夏向け素材のタイで軽やかに。とくにリネンは、今季のトレンド素材でもあります。柄は、「少し前は小紋柄全盛でしたが、現在は英国式のレジメンタルストライプが復活の兆しです」。写真のようなペイズリーも人気継続中です。

ジャケット88,560円/タリアトォーレ、シャツ29,160円/ヴァナコーレパンツ22,680円/ジェルマーノ、ブレイシーズ10,800円/ラムダ
パンツは、先に紹介したものが2プリーツ。こちらは1プリーツで、よりビジネス色の強い着こなしに。
[商品]ジャケット98,280円/ラルディーニ、ネクタイ30,240円/タイ ユア タイ、
シャツ29,160円/ヴァナコーレ、パンツ38,880円/ピーティーゼロウーノ

トレンド&夏素材であるリネンをキーワードに、素材の統一感を図ったコーデもオススメ。ジャケットはリネンのネップが爽やかさを、ネクタイはリネンの素材感が軽やかさを演出します。真夏は、シャツもリネン素材を選んでみては?

タブカラーカラーバー

ちなみに立体感のあるVゾーンになっているのは、タブカラー()をセレクトしたから。カラーバーをつけても()、奥行きのあるタイドアップスタイルに仕上がります。

アイテムの少ない夏スタイルこそ、
サイズ感がキーワード!

シャツ

“エレガントさ”を感じさせる、英国テイストの夏コーデ。それを着こなすうえで欠かせないのが、サイジングです。

「夏はアイテム数が少ない分、サイズ感がより重要になります。暑いから、体型が気になるから…と、オーバーサイズのパンツやジャケットを選んでは、清潔感ある着こなしにはなりません。

シャツで言うと、首回りのサイズが合っていないと、衿先がボディから浮いてしまう要因にも。“ほんの1センチ”へのこだわりが、全体の佇まいを格上げするんです」

その“1センチ”を見分けるのは、自分1人ではなかなか難しいもの。「我々プロのアドバイスを求めて」と高野さん。

「既製品のシャツの場合、ボディにゆとりがあるときには、背中にダーツを加えるカスタムがオススメ。伊勢丹新宿店メンズ館の場合、ダーツ2本で1,000円ほどになります。シャツはサイズだけを見て買われる方も多いですが、パターンによりフィット感が異なるので、試着してジャストサイズで着こなしてください」

撮影・松永光希

Information

伊勢丹新宿店メンズ館

今回ピックアップした商品は、1階のシャツ・タイコーナーと、4階のインターナショナルラグジュアリー、5階のビジネスクロージング売り場で取り扱い中(2017年4月19日現在)。公式メディア「ISETAN MEN’S NET」では、スタッフの着こなしなど、さまざまなファッショントピックスを配信中。

伊勢丹フロアアテンダントサービス

伊勢丹新宿店メンズ館はもちろん、本館でも実施している、無料のお買い物アテンドサービス。今回ご協力いただいた高野さんは、クラシックなスタイリングを得意とするフロアアテンダント。アテンダントにより得意分野が異なるため、事前に代表電話から予約を。

「1~2分のお電話で、何をどのような目的でお探しになっているのか、またお好みなどを伺っておくことで、適任者がスムーズにご案内することができるんです」と高野さん。また「商品セレクトだけでなく、お客さまにあった着こなしのコツなどもお伝えしているので、喜んでいただいています」とか。ギフト選びの相談にも対応してくれる。