d-labo

SURUGA d-labo. Bring your dream to reality. Draw my dream.

特集

特集TOP

2016 Mar.16
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.128

週1日、手ブラでOK! 健康な心身が手に入る「週末農業」のススメ

「アスレジャー」ファッションの女性©Rie Miyata

平日は会社に務め、週末は畑に出かけて野菜づくり…そんな「週末農業」が注目を集めています。今回は全国でレンタル農園のサービスを展開している株式会社マイファームの専務取締役・浪越隆雅さんに、週末農業の魅力を伺いました。

なぜ週末農業が可能になった?

平日は忙しいビジネスパーソンでも、週末に農業をすることが可能になった背景には、「レンタル農園」のサービスが広まったことがあります。

全国の休耕地を利用して作られたレンタル農園と自治体が運営する市民農園との違いは、農作業に必要な道具がレンタルできるので手ブラで行くことができ、またアドバイザーがいるので知識がなくても気軽に野菜を作れること。

今回取材に協力してくれたマイファームでは、自分で作って自分で消費する「自産自消」というテーマを掲げ、子どもからビジネスパーソンまでが気軽に農業を楽しめるレンタル農園のサービスを提供しています。

週1日の農作業で野菜が育つ!

週末農業といっても、土曜と日曜の両方を農業に費やすわけではありません。忙しいビジネスパーソンのなかには、週に1日だけしか農園に通うことができないという方も多いはず。そんな「週1農業」でも、野菜はしっかり育つのでしょうか?

「実は大丈夫なんです。野菜はプランターで育てていると管理が大変なんですが、畑は雨が降らなくても、野菜が土の奥から水を引っ張ってくるので、自力である程度は育ってくれます」

かぶトマト

週末農業の魅力

農業って大変なイメージでしたが、「週末農業」ならできそうですね。続いては、そんな週末農業の魅力を教えていただきました。

①おいしい野菜が手に入る

おいしい野菜の条件は「鮮度」「品種」「旬」の3つで決まると浪越さん。基本的には、その時期に旬の野菜を、その土地に合った品種で、採ってすぐに食べること(例外としてカボチャやサツマイモは、収穫して時間がたったほうがおいしい)が鍵のようです。

さらに浪越さんによれば、週末農業では「“自分で収穫した”という気持ちが加わり、よりいっそうおいしく感じる」のだそうです。

②忍耐力がつく

畑という日常とは違う場所に行くことでリフレッシュすることができるため、精神衛生上も良いのはもちろんのこと、忍耐力もつくというメリットもあるそう。

「野菜はだいたい収穫までに3か月くらいかかるのですが、農業は自然のサイクルには抗えないので、時間を短縮できません。土を耕し、水をやり、肥料を与えたり、といった作業を長い期間コツコツと積み重ねなければならないのです。そういうことを体感して忍耐強くなることは、ビジネスにも活かせるでしょう」

③食に対する知識・関心が深まる

週末農業をとおして野菜や自然のことを学ぶと、さまざまな気づきがあります。たとえば、スーパーで旬の野菜を見分けられるようにもなるとか。

「野菜を作ることをひとつの目的にしていますが、農業をとおして野菜や自然について改めて考えるようになると思います。そうすることで、食に関してそれまで見落としていたさまざまなことに気づくと思うんです」

④人間関係が良くなる

農作業は、会社の同僚や夫婦関係などの人間関係にも良い影響を与えるとか。

「少なくとも私は夫婦関係が良くなりましたね(笑)。夫婦のデートの場にもなるし、家庭に帰っても畑という共通の話題ができます。そして育てた野菜を収穫して食卓に並べて食べる、という長期的な共通の目標もできますので、農業は人間関係を円滑にすることの理にかなっているんです。

さらにレンタル農園は、会社のサークルで借りる人も多いんです。たとえばフットサルをやっている間、会話はあまりしませんが、農作業をやっている間って良く話す機会があるんです。部署をまたいだり、上司・部下の関係だったり、普段話さない関係性の人同士が話すことができる場なんですね。会社に戻ってからも、その良好な関係が続いているという方もいます」

⑤人脈が広がる

マイファームでは「畑で婚活」というイベントを開催し、これまで多くのカップル・夫婦が誕生しているとか。恋愛に限らず、週末農業は出会いの場にもなるようです。

「マイファームでは、収穫した野菜でBBQを開催するなどのイベントも開催しているので、そこで普段は出会わないような人との人脈ができます。経営者などの方は、農業など何かを育てるのが好きな人が多いですし、畑にはいろいろな人がいて面白いですよ。日常と切り離すことで、きっと視野も広くなるでしょう。

農園にきた子供たち

週末農業は月5,000円から始められる!

週末農業を始めるには、「週末農業を始めてみたい!」という気持ちと少しのお金があれば、すぐに始められるようです。

農作業に必要な道具や肥料などは、畑に用意されているので、会社帰りや自宅から手ブラで出かけることができます。また、レンタル農園には農業に関するアドバイザーがいることも多いので、野菜づくりの初心者でも安心です。

気になる費用は、畑によりますが月に約5,000円から。思った以上にリーズナブルですね。たとえばマイファームでレンタルできるスペースは5坪くらいで、これは4人家族で年間食べる野菜量の1/3を収穫できる広さだとか。

週末に体を動かしながら、自分で食べる野菜を収穫でき、学びも得ることもできる週末農業。心身ともに健康になれそうです。この春からぜひ、挑戦してみては?