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2016 Feb.3
d for Debut! —夢を広げる“ハジメテ体験”のススメ— Vol.14

初心者もOK。一歩上行く〈ダイビング〉ならコレ!
“ウミウシ”&“夜の海中”

ウミウシ

「d for Debut!」は、ライフスタイルや趣味の幅を広げてくれるさまざまな体験を、みなさまに紹介するコーナー。今回は、“ユニークなダイビング”をテーマに、世界最大のスクーバ・ダイビング教育機関PADIのプログラムを実施するダイビングショップ2店のインストラクターにお話を伺います。

ダイビングといえば、悠々と泳ぎ回る魚たちや多様な海の生物、水中での浮遊感…と、非日常的体験の連続。摩訶不思議な生物“ウミウシ”観賞&“ナイトダイビング”は、そのなかでも、より一層神秘的な世界を見せてくれるダイビングの楽しみ方とか。未経験者はもちろん、普段とは違った遊び方をしたいという経験者も、読めば潜りたくなること、請け合いです。

ダイバーだけが出会える!?摩訶不思議な生物“ウミウシ”

ウミウシウミウシ
ウミウシの多くは、カタツムリの殻がなくなったような姿をしており、
世界に3,000種以上(!)が生息。
泳ぐ種もいるが、基本的には、海中の岩場などを這って移動している。

海中には、摩訶不思議な生物がたくさん。なかでも“海の宝石”と呼ばれ、ダイバーにファン多数なのが、ウミウシ。潜らない人には聞き慣れない名前ですが、その人気は、多数の関連本やDVDが発売されているほどです。ダイビングショップの中には、ウミウシ観賞を目的としたダイビングプランを設けているところもあるとか!

ダイビングショップTHE DIVE FACTORY、インストラクターの平井稔也さん

そんなウミウシの魅力を教えてもらうべく訪れたのは、都内のダイビングショップ「THE DIVE FACTORY」。インストラクターの平井稔也さんに、まずはその生態を伺いました。

アオウミウシコモンウミウシ
ウミ“ウシ”の名前の由来は、2本の触角にあり。
上は、アオウミウシとコモンウミウシ。ともに、伊豆の海でよく見られる種。

「ウミウシの魅力は、なんといってもカラフルさ!ショップでは伊豆など関東の海に潜ることが多いのですが、まるで南国の魚のように鮮やかなウミウシを見ることができます。種類も豊富で、僕は1回のダイブで15種ものウミウシを見たことも。大きさは、全長2~3センチがメイン。写真で見ると『ナメクジみたい!?』と驚く方もいますが、実物は、小さくてとても可愛いんです」

ウデフリツノザヤウミウシ。シンデレラウミウシ
黄色は、通称「ピカチュウ」こと、ウデフリツノザヤウミウシ。
紫は、平井さんが「キレイ!」と絶賛する、シンデレラウミウシ。

小さくゆっくりと這って移動するだけに見つけにくそうですが、広い海のなかで鮮やかなウミウシを探す楽しみは、宝探しにも似ていると平井さん。

「ウミウシ好きになると、不思議と見つけられるようになるんです(笑)。エサとなる海藻のそばなどにいることが多いですね。あまり動かないので、水中撮影の被写体としてもぴったりですよ」

ちなみに、関東だとウミウシの穴場スポットは、三浦半島の城ヶ島とか。冬から3月にかけては、とくに数多く見られるそうなので、ウミウシ観賞を楽しみたいなら、今が絶好のチャンスです。

ウミウシに会いたいなら…。まずは、お手軽体験&ドライスーツget

ダイビングの様子

海中世界を楽しむためには、ダイビングのライセンス取得が必要となります。ダイビングショップではさまざまなツアーが組まれており、内容によっては、上級のスキルが必要となるものも。

しかし、ウミウシに会いたい場合は、PADIのダイビングシステムで初級にあたる「PADI オープン・ウォーター・ダイバー」を受け、基本的なダイビングスキルを身につけるだけでOK!平井さんのオススメは、体験ダイビングから気軽にスタートすることとか…。

「『ザ ダイブファクトリー』は、ショップ隣のプールで、3,000円の体験ダイビングをすることが可能。たった3メートルの深さなのですが、そこで潜ってハマる人も多いですね。呼吸しながら水中に漂い、シューボコボコ…という空気の音だけを聞いている時間は、それだけで非日常なんです」

ダイビングの様子
2体並んだうち、左がウェットスーツ、右がドライスーツ。
ウェットスーツは身体とスーツの間に水が入るようになっているが、
ドライスーツはブーツまで一体化しており、身体を濡らさずに潜ることができる。

ライセンスを取得する講習では、さまざまな器材の使い方も習うとか。器材はレンタル可能ですが、「水中で着用するスーツは、自分の身体にフィットするものを購入したほうがいい」と平井さん。スーツにはドライとウェットの2タイプあり、最初に購入するならドライスーツがオススメと言います。

「身体が濡れるウェットスーツを着られるのは、夏の2~3か月だけ。でもドライスーツなら、オールシーズン使うことができます。既製品もありますが、ベストはオーダーメイド。長く快適に使うためにも、自分にフィットするものを持っておくことが大切なんです。価格は10万円からと安くはないのですが、あっという間にハマって、きっと他の器材も自分専用が欲しくなっていくと思いますよ」

THE DIVE FACTORY
THE DIVE FACTORY 店内

東京都三鷹のショップ。1店舗あたりの常勤インストラクター数は、都内最大級。そのため、日帰りから海外まで、ツアー数豊富なのが特徴。

闇で瞬く夜行虫、夜行性の甲殻類。“夜の海中”は、冒険要素満点!

ダイビングショップマレア池袋店、インストラクター田中裕二さんナイトダイビングの様子
「うちのショップで実施するナイトダイビングの多くは、
伊豆半島の大瀬崎で行なわれます」と田中さん。
湾になっているため風がなく、湖のように静かな海中を楽しむことができるそう。

ダイビングができるのは、昼間だけにあらず。夜の海にも、さまざまな楽しみが待っています。今回ナイトダイビングについて教えてくれたのは、ダイビングショップ「マレア池袋店」のインストラクター田中裕二さん。夜の海というと、明かりがなく真っ暗なイメージですが、どんな景色を見ることができるのでしょうか?

「海中に届く光は、わずかな月明かりだけ。そのため、自分たちでライトを持って潜ります。冒険映画などで、たいまつを持って洞窟へ入って行くようなシーンがありますよね。ちょうど、ああいったイメージ。僕は宮古島などでもナイトダイビングをしたことがありますが、外灯の少ない伊豆のほうが、夜ならではのワクワク感を味わえますね」

波で発光する夜行虫。湘南の海岸で撮影されたもの。
波で発光する夜行虫。湘南の海岸で撮影されたもの。

冒険ムードに加え、昼間とは違う生物の様子も、ナイトダイビングの魅力です。なかでも夜光虫の美しさは、一見の価値ありとか。

「夜光虫はプランクトンの1種。沖縄などに比べて伊豆の海が濁っているのは、それらが多いためです。つまり、夜の夜行虫の美しさはピカイチ。水中を手でかき混ぜると、その刺激で夜行虫が発光するんですよ。まるでホタルのようで、とても幻想的。僕は、海上をボートで移動する際に眺める夜行虫も大好き。引き波に沿って夜行虫が光り、海面に光の道が現れるんです」

夜の海中生物夜の海中生物
暗い中で見る生物は、昼間に比べて、どこか神秘的。
伊豆の海では、伊勢海老も見られるそう。

ほかにも夜の海中では、普段見られない海の生物がたくさん待っています。エビやカニなどの甲殻類に加え、ウミウシの多くも夜行性。昼間よりも活発に動いている姿を、観察することができるとか。一方、昼間にスイスイと泳ぎ回る魚たちは眠りにつくため、近づいてじっくり観察するチャンス。

「ナイトダイビングをするときには、必ず昼間に同じ場所で潜っておきます。海の地形などを把握しておくことが一番の目的ですが、海中の様子を見比べるのも面白いんです。ハワイでは真っ暗な海中に現れる大迫力のマンタを眺めたり、沖縄では、運が良ければ珊瑚の産卵シーンに立ち会うこともできますよ」

ちょうどこれからの伊豆は、“春にごり”といってプランクトンが大量発生する季節を迎えます。沖縄で見られる珊瑚の産卵は、6月頃。よりロマンティックなナイトダイブを期待する人は、今からの季節を狙って、潜ってみてはいかがでしょうか。

夜デビューの方法は?さらなる冒険ダイブに駆り立てる道具とは?

ナイトダイビングの様子

特別なスキルが必要に思えるナイトダイビングですが、実は「PADI オープン・ウォーター・ダイバー」を受け、基本的なダイビングスキルを身につけていれば体験可能! ナイトダイバーとして、“アドベンチャーダイブ”に挑むことができます。ナイトダイビングのツアーを数多く組んでいる「マレア池袋店」では、ビギナーの参加者も大勢いるとか。

「昼と夜の両方に潜ってみると、『夜のほうが印象的だった』と、みなさんおっしゃいます。近場の海や慣れた場所でもスペシャル感を味わえるのが、ナイトダイビングのメリットなんです」

また、これからダイビングをはじめる人にアドバイスを伺うと「気負わずに踏み出してみて」と田中さん。

「ナイトダイビングは泊まりがけで行くのですが、9割は1人での申込み。友だちづくりのためにとダイビングをはじめる人もいますし、ダイビングが出会いのきっかけとなり、海中で結婚式を挙げたお客さまも。最初は1人だと不安かもしれませんが、心配は必要ありません」

ナイトダイビングの様子
同店で扱うライトのメインは、3~7万円。
田中さんが手にしているライトは、6万円代。

ナイトダイビングをするときの器材も、通常のダイビング時と同じなので、その点も心配無用。1点だけ異なるのは、暗闇を照らすためのライトが必要となることです。

「海中のモノの色を鮮やかに楽しみたいなら、性能のいいものを購入しておくのがオススメ。今回はナイトダイビングを紹介しましたが、そのほか、沈船や洞窟などを目的としたダイビングもあります。ライトは、そんなときにも役立ってくれますよ」

マレア池袋店
マレア池袋店 外観

マレア」は、池袋を含め、国内に11店舗を展開するダイビングショップ。ナイトダイビングのツアー数が多く、クリスマスや年越しを夜の海で祝う企画なども実施している。

Information

PADI

本部をアメリカ・カリフォルニアに置き、日本をはじめ180以上の国と地域で13万5千人のプロフェショナルメンバーを有する、世界最大のスクーバ・ダイビング教育機関。PADIの実施する講習を受けることで、世界基準のダイビングライセンス「Cカード」の発行を受けることが可能。

ダイバーズローン

「ダイビングを始めてみたい!」、「やっぱり自分の器材が欲しい」という人にオススメなのが、スルガ銀行の「ダイバーズローン」。ライセンス取得、ダイビング器材購入資金などにご利用いただけます。返済回数は最高120回まで。電話やウェブからお申込みいただけます(銀行への来店不要)。

  • 審査の結果、ご希望にそえない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

撮影・松永光希(店内のみ)