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2014 Jul.31
d for Debut! —夢を広げる“ハジメテ体験”のススメ— Vol.9

舞踏のような格闘技〈カポエィラ〉で、
リズミカル・エクササイズ!

「d for Debut!」は、ライフスタイルや趣味の幅を広げてくれるさまざまな体験を、みなさまに紹介するコーナー。d-laboスタッフが、“ハジメテ”体験をレポートします。

今回フィーチャーするのは、格闘技とダンス、両方の要素を持つ、ブラジル発祥のスポーツ「カポエィラ」です。音楽に乗りながら、飛び蹴り・側宙・倒立などの技を繰り出すさまは、なんともアクロバティック!果たして初心者でも、楽しむことができるのか?体力には自信アリ、でも柔軟性とリズム感はちょっと不安…という、d-laboスタッフの中山亮介がチャレンジします。

舞踏のような格闘技〈カポエィラ〉で、リズミカル・エクササイズ!

華麗に舞う格闘技、カポエィラとは?

撮影:半沢健
撮影:半沢健

カポエィラのルーツは、アフリカからブラジルに連れてこられた奴隷が、自らの身を守るためにはじめた格闘技という説が有力。音楽に合わせて行われるのは、主人たちに武術だと気付かれないため。ステップやアクロバティックな技でダンスのように見せながら、練習していた…といわれているそうです。現在は、サッカーに続く国民的スポーツとして、ブラジル人に愛されているとか。

「NPO法人 カポエィラ・テンポ」代表の須田竜太先生とカツオ先生の演技「NPO法人 カポエィラ・テンポ」代表の須田竜太先生とカツオ先生の演技

今回、そんなカポエィラを教えてくれたのは、「NPO法人 カポエィラ・テンポ」の新宿本部。初心者から超上級者まで、幅広く指導している団体です。上は、代表の須田竜太先生と、カツオ先生の演技。相手にヒットしないのが不思議なほどの速さで、互いに蹴り技を繰り出して見せてくれました。見ているだけでもエキサイティングなカポエィラですが、実際に行う場合の魅力は、どこにあるのでしょうか?

「カポエィラは格闘技ではあるものの、上級者になるまでは、本気で相手と組んだり、実際に蹴りをあてることはありません。そのため、女性でも参加しやすい。また、ほかの格闘技と比べても、運動量が多く、全身をエクササイズすることができます。海外では、体づくりのためにカポエィラを行っている俳優やモデルも多いようです。代謝がよくなった、便秘が治ったという声も多いですね」

相手の動きを見て、駆け引きを楽しみながら体を鍛えることができるのもポイント。先生たちのダイナミックな演技に圧倒されたd-laboスタッフの中山、次ページから、さっそくカポエィラレッスンに挑戦します。

基本のステップ「ジンガ」を踏めば、レッスン場に一体感が!

カポエィラの様子

この日、中山が訪れたのは、新宿のレッスン場。大学時代はフルマラソンを完走し、現在は自転車レースにも参加している中山。体力には自信があるものの、「ダンスの経験はないです」と、やや緊張した面持ちです。

カポエィラの様子

ちなみに参加するのは、「超初級クラス」。ここで、カポエィラの基本動作=攻撃・回避・移動を習得すると、「経験者クラス」に進める仕組みだそうです。指導してくれるのは、前ページで上級技を見せてくれた、カツオ先生。軽いストレッチから、レッスン開始です。BGMはもちろん、カポエィラの音楽。ポルトガル語の歌と、南国調の独特のリズムが特徴です。

カポエィラの様子

身体をよく伸ばしたら、さっそくカポエィラの基本「ジンガ」の練習を開始!「ジンガ」は、カポエィラの最中、常に踏んでいるステップ。ほとんどの技が、「ジンガ」からはじまり、また「ジンガ」に戻る…という形式で展開されます。リズムにのり、両足で逆三角形を描くようにステップを踏みます。

はじめての動きに戸惑っていた中山ですが、「足は交差し過ぎないように。後ろに下げた足はひざを伸ばし、かかとを浮かせて。上半身は無理のない範囲で、前に倒す!」と、先生の細かな指導で、だんだんとリズミカルな動きに。

カポエィラの様子

慣れてきたら、ステップに腕の動きをプラスします。「カポエィラは格闘技だから、上げた腕で顔をガード!足と逆の腕を出すことで、次の動きがスムーズになります。『ジンガ』からすぐに蹴り・防御につなげられるんですよ」と先生。普段動かすことの少ない肩甲骨まわりをエクササイズできるのも、うれしいメリットです。

カポエィラの様子

さらに、「ジンガ」をしながらの方向転換・サイドへの移動も練習。この頃にはステップの足音がそろってきて、レッスン場には一体感が!ときおり笑い声が起こるほど、みんなリラックスした様子です。

カポエィラの様子
カポエィラの様子

ウォーミングアップの締めは、再び全身のストレッチ。「カポエィラでは、脇腹をよくねじりますよ」、「股関節の動きも重要。『ジンガ』のときも、内股にならないよう、つま先を開いて」と先生。カポエィラの動きを意識しながら、身体を伸ばしていきます。

カポエィラの様子

レッスンでは、ところどころに休憩がはさまれます。すっかり「ジンガ」の動きにハマった中山は、ほかの生徒に教えてもらいながら、休憩時間も自主練習。初対面でもあっという間に打ち解けられるのは、ブラジルの音楽とステップのおかげかもしれません。

華麗なキックで、体幹&脚の筋肉を強化

カポエィラの様子

「ジンガ」に続き、攻撃を回避する「エスキーヴァ」の登場。「ジンガ」から「エスキーヴァ」に移り、再び「ジンガ」へ戻る動きを練習します。

カポエィラの様子

カポエィラの攻撃の主体、蹴り技も学びます。こちらは、「ベンサォン」と呼ばれる、ベーシックな蹴り技のひとつ。「想像以上に腹筋を使うし、ひざが高く上がらない!」と中山。中山は腰が引けてしまいましたが、先生のように腰を前に出し、全身で前に押し込むようキックするのがポイントです。

カポエィラの様子

「エスキーヴァ」と「ベンサォン」を覚えたら、「ジョーゴ(=組手)」で、技を連動。「ジンガ」、「エスキーヴァ」、「ベンサォン」の3つを使い、先生の動きと合わせます。中山は、「『エスキーヴァ』から、『ジンガ』に戻るのが難しい」と苦戦しつつも、「タイミングを図るのが面白いです!」。格闘技らしい、相手あっての動きに興奮した様子です。

カポエィラの様子

カポエィラには、「ベンサォン」のほか、いくつもの蹴り技があります。この日は、「マルテーロゥ」と呼ばれる技も教えてもらいました。「ベンサォン」が前に蹴り出すのに対し、“かなづち”を意味する「マルテーロゥ」は、横から出すキック。股関節の動きと、脇腹の筋肉に効く動きだそうです。

カポエィラの様子カポエィラの様子

覚えた技は、連続で行えるように練習します。「ジンガ」をベースに、「ベンサォン」「マルテーロゥ」…と大きな動きを繰り返すのは、相当な運動量。すでに、中山の額にはじんわりと汗が!それでも楽しく続けていられるのは、音楽にのったリズミカルな動きだからこそといえそうです。

回避・移動をマスター!技の組み合わせを楽しむ

カポエィラの様子

レッスンが進むにつれ、少しずつ複雑な動きになっていきます。こちらは、「ネガチーヴァ」。蹴りを回避すると同時に、相手の軸足に足をかける技です。「『ジンガ』から低い姿勢に移り、再び『ジンガ』に戻るのは、なかなかの難易度です」と、中山。「腕がキツい!」といいながらも、正面とサイドの鏡で、しっかり自分の姿勢をチェックしていました。

カポエィラの様子

技を学んだら、それを適切に使えるようになることも大切です。「『ジンガ』をしながら、相手の出方をしっかり見るように」と先生。自分の動きばかりに集中していた中山は、先生のキックに、「うわ、よけ遅れた!」。相手がどう出るかを見て、自分の技を繰り出す駆け引きも、カポエィラの面白さです。

カポエィラの様子カポエィラの様子
カポエィラの様子カポエィラの様子

カポエィラには、基本ステップ「ジンガ」や蹴りの「ベンサォン」、身をかわす「エスキーヴァ」以外にも、特徴的な動きがあります。それが円運動。攻撃の回避や移動に用いる「ホレー」は、そのひとつ。上(左上から時計回り)のように、低い姿勢で円を描き、移動する技です。このほか移動に使う技には、側転・側宙に似たものも。立ち位置の移動でもかっこよさを追求するのは、魅せる要素が強い格闘技、カポエィラならではです。

カポエィラの様子
カポエィラの様子カポエィラの様子

レッスンのラストは、「マルテーロゥ」、「エスキーヴァ」、「ホレー」を組み合わせた動きを練習しました。もちろん、各技に入る前後は「ジンガ」を行います。

わずか1時間のレッスンでしたが、スタート時は「ジンガ」のステップに戸惑っていたのがウソのように、軽やかな動きになった中山。「どんどん動きを変えていくのは、頭を使いますね。でも楽しくて、あっという間でした」と、大満足でレッスンを終えました。

多様性を受け入れる精神も、カポエィラの魅力

カポエィラの様子

初カポエィラを終えた中山は、汗だく&満面の笑顔です。感想を尋ねてみると…。

「リズムにのってステップを踏みながら、相手の動きを見て技を繰り出す。技の速さだけでなく、美しさも追求する。今までいろいろなスポーツをしたことがあるのですが、この楽しさははじめてです」

「明日の筋肉痛が怖い」と笑いながらも、「またやりたい!」と、すっかりカポエィラに魅了されたようです。

カポエィラの様子

今回のレッスンはCDの音楽に合わせて行いましたが、上級者になると自分たちで歌・演奏を行い、「ホーダ」と呼ばれる円のなかで、二者がアドリブで技を応酬します。こんな風に、みんなで手拍子しながらカポエィラを行うと、レッスン以上に一体感が感じられそう…!

また、カポエィラが生まれたブラジルは、多様な人種・文化の入り交じる国。冒頭で話を聞かせてくれた須田先生によれば、多様性を受け入れる文化を色濃く反映している点も、カポエィラの特徴だといいます。

「カポエィラは、勝ち負けがなく、全員がレギュラー。蹴り技が得意でなくとも、よけるのがうまければ、それが持ち味。動きがイマイチでも、楽器の腕がよければ活躍できる。自分の得意分野を伸ばしていくことができるんです。さらに、転んだ場合でも華麗に起き上がれたなら、評価されます。相手の方が上手だった場合は、『やられた!』と潔く認めて握手をするのが、かっこいい。そういった価値観も、ほかの格闘技にはないものです」

高いエクササイズ効果はもちろん、格闘技の要素、ダンス的な側面、その背景にある文化や精神…と、さまざまな魅力が詰まったカポエィラ。人とは違ったスポーツをはじめてみたい!という人は、注目してみてはいかがでしょうか?今回体験した中山のように、新鮮な面白さを味わえること、請け合いです。

カポエィラ関連書籍

Information 1

カポエィラ・テンポ

ブラジルに本部を置くカポェイラグループの日本支部。新宿本部、東新宿支部、洗足池渋谷支部、世田谷・府中支部の4つのグループで活動している(今回受講したのは、新宿本部のレッスン)。雑誌・テレビなどメディアでの指導のほか、『カポエィラ入門』『いちばんわかりやすいカポエィラBOOK』(ともに、スタジオ タック クリエイティブ)などの教材も製作。日本コカ・コーラ「爽健美茶 黒冴」、AKB48 DIVA「エリアK」をはじめ、多数のCM・ミュージックPVにも出演している。レッスン場は新宿・三軒茶屋・洗足池など複数あり、男女ともに受講可能。子ども向けのレッスンや親子クラスも開催している。

カポエィラ・テンポ

公式サイト
http://capoeira.or.jp

Information 2

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写真 蟹由香