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2014 Jul.7
Topic on Dream ~夢に効く、1分間ニュース~ Vol.36

あなたの「心の柱」は、何ですか?
出勤前の渋谷で、禅に挑戦!

出社する前に「禅」を実践して、集中力を高めませんか?実は渋谷に、お坊さんが「坐禅」と「禅問答」の要素を取り入れたワークショップをする朝活があるんです。指導してくれるのは、約10年間禅宗の厳しい修行を積んだ「臨済宗妙心寺派龍雲寺」の細川晋輔住職。禅を通じて己を見つめ直すことで、心身を新たにリセットできるかもしれません。

あなたの「心の柱」は、何ですか?出勤前の渋谷で、禅に挑戦!

禅語を通して、己を見つめる。現代人が心を軽くするコツとは?

渋谷駅から歩くこと6分。起業家が集うコワーキングスペース「StartUp44田寮」で毎月第3木曜日に行なわれているのが、「渋谷の朝学」の『朝坐禅』です。あまたある座禅会とは違い、禅問答の要素を取り入れた「禅ディスカッション」を行なっているのが、こちらの朝活の特徴です。

定員は8人で、取材の日は20~40代のビジネスパーソンたちが懸命に取り組んでいました。まだ人通りも少ない7時15分に会がスタートすると、まずは10分間の坐禅に挑戦。その後、禅ディスカッションのお題が発表され、自分の心に問いかけながら再び15分間の坐禅が始まります。

この日のお題は、「あなたの『心の柱』とは何か」

朝座禅の様子

指導する龍雲寺・細川住職の考えは、禅語の「応無所住而生其心」(応に住する所無うして、其の心を生ずべし)。心とはどこにも執着せずに生じるべきである、という意味です。

「人間は生きている以上、目で見たもの、耳で聞いたもの、心に思うものに惑わされます。大切なのは、その感情をしっかりと受けとめて、味わい尽くすこと。そして執着しないことです」(細川住職)

つまり、ご飯を食べるときは一所懸命いただき、働くときは一所懸命仕事にいそしみ、笑うときは一所懸命笑い、悲しむときは一所懸命悲しむ。その一瞬を感じ、生き切り、しがみつくことなく流すことが大事なのだそう。

「地震が起きたとき、揺れまいと踏ん張れば踏ん張るほど、ポキリと折れてしまいます。むしろ揺れに身を任せれば、揺れは逃げていく。坐禅は、日々の良いことも悪いことも一度リセットする、いわば『句読点』のようなものだと思います。毎日めまぐるしく働くビジネスパーソンにとって、禅が心を軽くするための区切りになれば嬉しいです」

参加者の中には、「心の柱は夢や目標である」と語る人がいたり、「支えてくれる人とのご縁である」と語る人がいたり、その答えは多岐にわたります。大切なのは模範回答を当てることではなく、己を見つめるプロセス。1つのテーマに対してひたすら自分の中を探っていくと、不思議とこれまで感じたことのないような、心の芯に触れていく感覚になっていくそうです。

あなたの「心の柱」は何ですか?

答えは自分と向き合うことから始まります。ゆっくりと見つめる過程で、己の揺るぎなさを感じることができるかもしれません。

朝座禅の様子

参考元:渋谷の朝学
臨済宗妙心寺派龍雲寺

文 水谷ともゑ