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イベントレポート

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2017年8月23日(水)11:00~12:30

Nanja(ナーニャ) / 高津文美子式フェイシャルヨガアドバンスインストラクター/ヨガ指導者/ダンサー

顔ヨガレッスン~ハッピーフェイスで幸せを呼び込もう~

最近話題の「顔ヨガ」をd-labo湘南で体験。顔もカラダと同じように鍛えることができるのだ。表情筋のトレーニング効果は、お顔のシェイプアップやほうれい線、顔の左右差、たるみの解消などが期待できる。そして何よりも、豊かな表情から生まれる前向きな気持ちが、幸せを呼び込むハッピーフェイスの形成につながる。講師のナーニャ氏による笑顔あふれるパワフルな指導で、はじめての「顔の筋肉痛」に!?

顔も体も、“今の自分”はこれまでの行動の結果である

その場の空気がぱっと明るくなるような、晴れやかな笑顔で登場したナーニャ氏。顔ヨガ・体のヨガの講師、さらにはベリーダンスやフラダンスのダンサーとして活躍している。「最初に、私の根底にある考え方をお伝えしたい」と、参加者に向けて語り始めた。

「顔も含めて、自分の体は行動の結果である、ということ。これまでの行動のすべてが今の自分の顔と体に反映されているのです。でも、それなのになぜか自分の思う顔、体と、現状は違っていたりしますよね。『こうだ』と思っている自分と、見た目の自分。心と体、行動、言葉、そのすべてが一致しているのが良い状態ですが、なかなかそうはいかないんですよね」

たとえば鏡を見る時、つい顔を作ってしまうように、自分自身をありのままに認識することはなかなか難しい。けれど、それができれば日々心からの笑顔で過ごせるに違いない。

今回は参加者全員が顔ヨガ初体験とのこと。ナーニャ氏は2015年に顔ヨガに出会い、どのくらい効果があるか検証してみようと一週間みっちりやり続けた結果の、自身のビフォアー/アフター写真を公開。一見しただけで顔が小さくなり、目は大きくなっている。さらに2013年に撮影した自身の写真と、2015年の写真を比較。「体重は3キロ増えたのですが、全体的にむくみがとれ、すっきりしたのがおわかりになると思います」参加者からは驚きの声があがった。

「そもそも、顔に筋肉があることすら意識していない人が多い」とナーニャ氏。
体の筋肉が骨に付いているのに対して、顔の筋肉=表情筋は皮膚に付いているのが特殊な点で、「頭蓋骨の上に、お寿司のネタのようにペロンと付いている」そうだ。顔という狭い範囲に約60種類もの筋肉があり、ひとつひとつが小さいので、変化が表れやすいというのも特徴だ。

「日本人は表情が乏しいということもよく言われますが、これは、国民性だけでなく、日本語という言語の特性によるものでもあります。日本語は、表情筋の20パーセントしか使わずに話すことができると言われている言語。顔ヨガで意識して顔の筋肉率を上げれば、全体の印象が変わってきます」

顔ヨガの際のポイントは、「恥ずかしがらず思いきりやること」「呼吸を止めないこと」「正しいポーズで行なうこと」。「では、今日の顔ヨガのビフォアー顔写真を撮っておきましょう。比較しやすいよう自撮りではなく他の人に、同じ場所で撮ってもらうようにします」。参加者たちは近くの人とペアになって、目をギュッと閉じてから開けた素の顔と、にっこり笑った顔を撮りあう。これが初めての顔ヨガ直前の写真となるため、「皆さんの人生の中で記念すべき顔になるかもしれないですね!」とナーニャ氏。

顔ヨガレッスンに入る前に、「お顔の衰え度チェック」として、「目尻が下がってきた」「目が小さくなった」「フェイスラインがぼやけてきた」「無表情になった」「自分の母親に似てきたと思う」といった20の項目をチェック。参加者たちはそれぞれに、自らの顔と向き合っていた。

「くちゃくちゃぱっ」「おでこロック」「ビックリスマイル」に挑戦!

いよいよ、顔ヨガレッスンに挑戦。今回は、何十とあるポーズのうち、特におすすめの3つを教えていただいた。

①「くちゃくちゃぱっ」→顔全体の筋肉を動かす。むくみをとる、顔全体の血行促進、表情グセのリセットに効果がある。
「背筋を伸ばして鼻から息を吸ったら、鼻に向かって顔全部のパーツを思いきり寄せながら『シューッ!』っと息を吐きます。息を吐ききったところでぱっと目と口を開きます」
強力な掃除機で吸い込まれているように、目は固く閉じ口はツーンと尖らせて、鼻一点に圧力をかけるのがポイント。「もっと鼻に寄せて! 目も口も寄せてください!」ナーニャ氏の声かけに、参加者たちの顔が“くちゃくちゃ”になっていく。
「筋肉がしっかり動かせていれば、ぱっ、とした時に、顔がじんわり温かくなるはず」

②「おでこロック」→眼輪筋を動かす。まぶたのたるみ、額のシワ、目を大きくする、目力アップに効果がある。
「おでこに手を当てて、目を細める・目を大きく開く、を繰り返します。目を開く時におでこの筋肉を使っている人が多いのですが、まぶたの筋肉をしっかり使うために、おでこにシワができないよう手で押さえて行ないましょう。目を細める時は、下まぶたを上げるつもりで」
正しく筋肉が動かせているか、鏡を見ながらチェック。「まぶたが動かせない!」という悲鳴や、鏡の中の自分の顔を見てクスクス笑う声も。
「あごを引いて、10センチくらいの上目遣いでやってみるとやりやすいですよ。目が疲れた、という感覚があれば、ちゃんと筋肉が動かせています」

③「ビックリスマイル」→大頬骨筋、頬筋を動かす。頬のリフトアップ、ほうれい線の解消、小顔に効果がある。
「目を見開き、歯を見せて、頬を持ち上げて大きな笑顔を作ります。下唇は内側に巻き込むように。頬の筋肉をパンパンに緊張させてください。15~20秒キープ!」
「大頬骨筋」は、口角からコメカミまでを横に橋渡しするようにつないでいる筋肉。顔の中でも特に大きい筋肉で、ここを使えば気になるほうれい線を引き上げ支えることができる。親指と人差し指で輪を作り、頬の肉を「たこやき」のようにして持ち上げると感覚がつかみやすい。
「もうあと1ミリ頬を上げて!プルプルしますよね。効果がわかりやすい、私のおすすめポーズです」

どのポーズもいわゆる「変顔」になってしまうわけで、最初は照れもあってなかなか思いきり顔を動かせなかった参加者たちだったが、ナーニャ氏の明るい声かけと細やかなアドバイスで、だんだんと大きく表情をつくれるようになってきた。「この短時間でも、むくみがとれたり血色がよくなったりと、変化があるはずです」

最後にアフター写真を撮影。同じ人、同じ場所で撮ってもらって、ビフォアー写真と比較してみる。「変化があった」「すっきりした」という声や、「顔が痛い…」という声も。参加者たちは写真を見せあって成果を楽しんでいた。

“アンチ”エイジングではなく“ウェル”エイジングを目指す

「おすすめは朝いちばんの顔ヨガ。夜のお手入れ後に一日のリセットとして行なうのもいいですね。そして、週に一度はぜひ大きな鏡の前に立って、正しい姿勢を意識しながらやってみてください」。

ナーニャ氏は、「アンチエイジングという言葉があまり好きではない」と言う。「加齢への抵抗という意味では、私はアンチ・アンチエイジング。そうではなくて、ウェル・エイジング、上手に年を重ねるということを目指したい。若く見られたいというよりは、自分の顔と体に自信をもって、生き生きと輝いていたい、ということです」

そして、ココ・シャネルの「20歳の顔は自然の贈り物。50歳の顔はあなたの功績」という言葉を紹介。「私の好きな言葉です。今日の顔ヨガレッスンが、皆さまが明るく前向きに生きていくきっかけになれば嬉しい」

現在の溌剌とした雰囲気からは想像できないが、ナーニャ氏は幼い頃から体が弱かったそうで、「自分の体と向き合わざるをえない状況だった」と振り返る。

「自分はもっと動けるはず、もっとできるはず、という、本来の自分と今の自分の体のギャップは、ストレスになりますよね。お顔もそうです。だから私は、この先も老いていく自分の体を使って、実践して、『できる』ということを証明していきたい。自分の体を、“人を肯定すること”に使っていきたい。それが私の夢です」

講師紹介

Nanja(ナーニャ)
Nanja(ナーニャ)
高津文美子式フェイシャルヨガアドバンスインストラクター/ヨガ指導者/ダンサー
自分の身体を理解することで可動域と身体能力を向上させ、身体を制御下に置くことで思いと動きを一致させるヨギーニ/ダンサー。自身を美しく見せることを手離した所で、自分と向き合うためにヨガを始める。顔を含めた全身のしなやかな筋肉づくりを提唱、ヨガ指導者としても寺ヨガやダンサーヨガ、顔ヨガ出張レッスンを展開中。

WEB:http://nanja55.com