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イベントレポート

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2016年6月25日(土) 13:00~16:00

井元 龍太郎(いもと りゅうたろう) / Yahoo!知恵袋公認アドバイザー

商品、サービスが突然売れるようになる効果的な情報発信術
(明日から使えるワーク付き)

世の中にはたくさんの商品があるが、最近はよく売れる商品とまったく売れない商品へと大きく二極化している。この違いはいったいなんなのだろう。それは、あるコツを使った「情報発信」なのだ。

ほとんどの商品が差別化できていない状態なので、お客さんはどれを選べばいいのかわからず、結果的に一番安い商品を買ってしまう。これでは価格競争に巻き込まれ、資金力のある大企業以外はいつもギリギリの経営を迫られてしまうことになる。そうならないために、特にフリーランスやクリエイター、これからビジネスを始める方が知っているとトクをする、情報発信する際に最低限抑えておくべきポイントを、ギュッと凝縮して伝授。さらに情報発信をするうえで必要になる「情報発信にかかる時間を大幅に短縮するテクニック」も教えていただいた。

自己紹介から学ぶ、わかりやすく効果的な情報発信術

ブログやFacebook、Twitterなど、インターネットを介した情報発信は、商品やサービスを売っていくうえでもはや不可欠となっている。井元氏は、経験や知識、スキルを活かした「自分の得意なこと」をオンライン上でワンコイン(500円)から売り買いできるサイト「ココナラ」で、ビジネス部門のランキング第1位を獲得した情報収集術を提案しており、「情報収集術と同じく、効果的な情報発信術こそが“売れる”“売れない”の分かれ道となる」と強調。今回のセミナーでは、素早く、簡単に、かつ効果的に情報を発信することの重要性と、そのコツを教えていただいた。セミナー参加者の半数がすでに現在、自身の商品・サービスを持っているという状況で、皆真剣な表情だ。

「まずは、2人1組でペアとなって、2分間ずつ自己紹介をしましょう。ご自身のサービスや商品の紹介もしてください。こうした自己紹介も、情報発信のひとつですので、必要なことが効果的に伝えられるよう、工夫をしてやってみてください」

参加者たちが自己紹介を終えたところで、今度は井元氏が自己紹介を始める。

「福井在住で、フリーランスでやっています。ネットで独自の情報収集術を商品として売ったり、セミナーを行なったり、あとはドローンを飛ばして建物の屋根の状態を撮影、チェックするサービスもやっています…と、こういう自己紹介は、“ダメな例”です。あれもこれもと紹介しすぎて、この人に何を頼めばいいのかがわかりません」

たとえば、井元氏も参加する「ココナラ」の出品サービスのひとつに、「販売促進をするセールスコピーライター」がある。この紹介をする際に、「文章を使ったコピーライティングで、商品の魅力を伝えるサービスを提供しています。商品の値段を10倍にしても売れ続けるコピーを作ります」とすれば、ストレートで非常にわかりやすい。

ちなみに、井元氏が「ココナラ」で提供している情報サービスは、『こっそり秘密を教えます。情報強者が絶対にやってる情報収集術2.0』と、明確で、思わず興味がわくネーミング。500円で買えるサービスが並ぶサイトの中で、10,000円という金額でありながら、ナンバーワンの売り上げを誇っている。さらに井元氏は、「ナンバーワン」であることも大切だが、それを「オンリーワン」にしていくことこそが必要なのだ、と続けた。

「ナンバーワンもオンリーワンも持っていない…という人もいると思いますが、切り口を変えて考えていけば、必ず見つかります。今回はオンリーワンの見つけ方についてもお話ししていきます」

あらゆる視点から自分の「オンリーワン」を見つける

情報発信の重要性について、井元氏は、「何かを発信することで、日々が能動的になる」「仕事につながっていく」「自分の考えをアウトプットすることで思考の整理ができる」「商圏が広がる」ことなどを挙げる。

「インターネットを使えば、自分の周囲にいる人数の何千倍もの顧客に情報を発信することができます。また、情報発信をすると、自分の情報と他の情報との比較がしやすくなり、自らのオンリーワンが探しやすくなります」

では具体的に、何をどう発信すれば“売れる”ようになるのだろう。井元氏はまず、「情報発信をする前に必ずすべきこと」として、「読んだ後に読者はどうなるのか(変化)を考える」「一貫したテーマを決める」「テンプレートを作る」ことを挙げた。

「話が脱線したり、方向性を見失ったりしないように、最初にきちんと計画を立てておくことが大切。テンプレートを作っておくことは、情報発信にかかる時間を短縮するためにも必要です」

軸となるのは、やはり自分自身の「オンリーワン」だ。井元氏は、「オンリーワンを見つけるために考えることは、『あなたは何屋さんなのか』『他との違いは何か』『何を約束できるのか』ということ。抽象的な言葉はできるだけ入れず、可能であれば数字で示しましょう」

井元氏はここで「実は僕、テニスコーチもやっているんです」と言い、参加者を驚かせた。初心者のプレーを映像で分析し、アドバイスをするのだという。「プレーヤーとしてではなく、科学者として、テニスのアドバイスをする。スマートフォンを使うことで、いつでも、遠隔地からでもプレーのチェックができるし、教えることもできます。これは、他の人がやっていないサービスだと思います」

こうしたヒントをふまえたうえで、実際に、参加者たちは自身のオンリーワンが何かを考えてみることに。「仕事でも趣味でも、自分が『何屋』なのかということを、いろんな視点から考えて、書いてみましょう。言葉は短ければ短いほどいいと思います。それができたら、先ほど自己紹介をしあった相手とペアになって、『何屋』かを紹介しあってください」

自分が何をしたいと思っているか、それはどんなメリットがあるのか、他とどう違うのか…。5分間という短い時間ながら、初対面の相手に自分の「オンリーワン」を一生懸命伝えようとしていた参加者たちの姿が印象的だった。

時短を叶えるテンプレートを作って早速明日から実践へ!

オンリーワンが何かを決めることができたら、いよいよ情報発信するためのテンプレートを作成する。

「記事の書き方には、『本能型ライティング』と『知略型ライティング』があります。思ったことをパパッと書いてすぐ発信してしまう本能型に比べ、知略型は、情報の質が安定し、かつ時短もできます。また、他のスタッフへの引き継ぎや、外注することも簡単にできます」

井元氏が過去に作成したテンプレートを参考に、実際にテンプレートを作ってみることに。「一人の人を想定して、その人に手紙を書くように作ってみてください。そのほうが、不特定多数の人に向けて書くより訴求力があります」

必要なものは、
・どういった人に発信するのか
・どういう発信を一貫していくのか
・1か月先までのスケジュール
・内容を書き始める前にチェックする投稿ルール
・投稿内容の具体的なトピック
・投稿例(参考となるもの、ベースとなるもの)

テンプレートを考える参加者たちに、井元氏は、「これができれば明日から情報発信できる!というくらいのものを作りましょう」と励ましの言葉をかける。15分後、「どうですか、明日からできそうですか?」という井元氏の問いかけに、何人もの参加者が手を挙げた。

「今日は理論を学んだので、明日から実戦を始めて、理論と実戦の両輪で、新しいスキルを身に付けていってください」

受講のプレゼントとして、井元氏から、情報収集術『こっそり秘密を教えます。情報強者が絶対にやってる情報収集術2.0』のネーミングを分析した資料の送付や、今回のワークの添削などの特典が発表された。その後も参加者から具体的な質問が挙がるなど、有意義なセミナーとなった。

井元氏の夢は、「世界中にマイホームタウンをつくる」こと。「ある土地で仕事を始めて、3~4年かけてそのビジネスを育てたら、誰かに任せて、また新しい土地へ移って、そこで仕事をつくる——。そうやって、自分だけでなく、周りも巻き込みながら幸せに近づいていけたら、と思っています」

講師紹介

井元 龍太郎(いもと りゅうたろう)
井元 龍太郎(いもと りゅうたろう)
Yahoo!知恵袋公認アドバイザー
「好きなことで自分も周りも幸せになる~No1よりOnly1~」のミッションを掲げ、現在活動中。好き・得意スキルを売り買いできるオンラインマーケット「ココナラ」の祝3万商品出品記念で発表された売上ビジネス部門にて、オリジナルで編み出した情報収集術が第1位を獲得。また約19万人の会員がいるオンライン学習サイト「schoo」でも講演実績あり。
今年は、日本政府が主催する世界のリーダーを育てるプログラム「世界青年の船」の中で英語での講演や、鳥取の大山町で複数回講義からなる情報リテラシーに関するコースを開催したりと、自分の考えやスキルをシェアするため全国各地で講演を行なっている。